東京-大阪、できるだけ安く移動したい!
出張や旅行、帰省での東京-大阪(関東-関西)間の移動、出来るだけ安く移動したいですよね。(頻度が高い場合は特に)
関東在住・地元は関西の私は、少なくとも年2回(盆と年末年始)の帰省が決まっており、加えて旅行に行くこともあるのでこの区間の移動料金は死活問題……
結局のところ
・一番安い移動手段は?
・時間と料金のバランスが取れているのは?
・飛行機/新幹線をお得に利用する方法は?
へのアンサーの正解が分からなかったので、今回詳しく比較してまとめてみました。
私と同じように、東京-大阪間の移動をできるだけ安く抑えたいと思っている人や、効率的・かつコスパよく移動する方法が知りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
大阪から東京まで(または東京から大阪まで)できるだけ安く行く方法を紹介します!
東京-大阪間の移動手段5つと料金を徹底比較|安いのはこれだ!
東京から大阪(または大阪から東京)へ移動する手段はざっくり分けて5つです。
それぞれかかる料金や時間といった特徴が異なるので、分かりやすく一覧にまとめました。
記事後半ではそれぞれの手段とメリットデメリットについてより詳しく解説しています。(表中の各 >>詳細をチェック をクリックでジャンプします)
かかる料金と時間一覧
料金 | 時間 | |
---|---|---|
飛行機 >>詳細へ | 5千円 ~2万円 >>最安値を検索 | ちょっと >>所要時間を検索 | 1時間
新幹線 >>詳細へ | 1万円 ~1.5万円 >>最安値を検索 | >>所要時間を検索 | 2.5~4時間
電車 >>詳細へ | ~8千円 >>最安値を検索 | 3千円9~11時間 >>所要時間を検索 |
高速バス 夜行バス >>詳細へ | ~1万円 >>最安値を検索 | 3千円7~10時間 >>所要時間を検索 |
車 >>詳細へ | 1.5万円 ~2万円 >>高速代を概算 | 7~8時間 >>所要時間を計算 |
所要時間がダントツで短いのは飛行機です。
LCCかその他(ANAやJAL)かで料金が大きく変わりますが、かかる時間が1時間10分~1時間半と断トツで短いことには変わりはありません。
ただし飛行機は搭乗30分前には空港についておく必要があったり、空港の場所が不便だったりと前後に時間がかかります。
トータルで見ると新幹線の方が早く行けるケースがあるので、「家~目的地」の時間で比較しましょう。
移動に時間がかかってもいいなら電車やバス、車(大人数の場合のみ)でお得に移動できます。
選び方をチェック
一人(または二人)でとにかく安く移動したい場合は、電車またはバスの利用がおすすめです。(個人的にはバス推し、理由は後述)
4名以上の大人数でとにかく安さを重視したい場合は、電車・バス・車がおすすめ。特に電車と車は人数が増えるほど一人当たりの料金が安くなる特徴があります。
一方はやさを重視したい場合は飛行機か新幹線を選びましょう。1万円前後の料金がかかりますが、定価からなるべく安く予約する方法を紹介しているので参考にしてくださいね。
>>飛行機を安く利用する方法
>>新幹線を安く利用する方法
>>パッケージツアーの解説をチェック
移動中を作業時間に充てたい人は新幹線がおすすめです。
高速バス・夜行バスで移動|最安値!の移動手段
バスを使った移動は、今回紹介する中で最安値!
3,000円ほど~移動できるほか、夜行バスなら日中に移動をしなくて済むことで、一日を有効活用できます。
平日 | 休日 | |
---|---|---|
最安値 | 3,000円~ | 4,000円~ |
3列独立 | 4,000円~ | 6,000円~ |
女性専用席 | 3,000円~ | 5,000円~ |
高速バス・夜行バスの検索は、絞込検索のしやすい専用サイトがおすすめです。
サイトの使いやすさで選ぶならバスブックマークがおすすめ!
複数バス会社から最安値が見つかる
バスブックマーク /最安値が探しやすい\ | ・LINE登録でクーポンゲット ・シンプルなサイトで使いやすい ・昼/夜/時間指定 ・4列/3列独立 /3列(2+1)/2列 ・トイレ付/Wi-Fi/女性専用 などのオプション |
楽天トラベル /楽天ポイントゲット\ | ・昼/夜/時間指定 ・4列/3列独立/2列 ・トイレ付/Wi-Fi/女性専用 などのオプション |
シンプルなサイト設計で最安値が一目で見つかり、もちろん条件での絞込みも可能。
現在LINE登録でクーポンがもらえるキャンペーン中なので、さらにお得に利用できますよ。
最安値3,000円で東京-大阪を移動できるなんて……!
楽天トラベルは楽天ポイントが貯まる&使えるメリットがでかい!
ただしサイトは少々見づらく、絞込み条件も甘いです。
楽天ユーザーさんは活用してください!
高速バス・夜行バス移動のメリット
高速バス・夜行バスで移動する場合のメリットがこちら。
- 最安値で移動できる
>>最安値を検索してみる - 夜行バスなら昼間の時間を有効活用
- 詳細条件から絞り込める
(女性専用、3列など)
>>絞り込んで探してみる - 空港や新幹線駅が近くにないエリアでも利用できる
なんといっても料金の安さが魅力!
夜行バスといえばなかなか寝れない・移動が辛いイメージがあるという人もいると思いますが、ゆったり座席が確保されている車両なら快適ですよ。
また夜行バスなら夜出発、朝着で、日中の時間を圧迫しないのも魅力的ですね。
少ない日数で効率よく観光したいときに活用してください。
関西からディズニーランドへ行くときは、早朝について場所取りをしたいので、あえて夜行バスを使っていました。
飛行機での移動|一番早い、安く利用するコツはLCC
移動時間を短くしつつ、1万円以内の移動も叶うのが飛行機です。
飛行機を安く利用するならLCCがお得。
利用する日時によって大きく値段が変動しますが、平日の朝の便であれば5,000~7,000円の料金で移動できます。
ただし最安の朝イチ(peach:成田-関西空港)の便は成田空港を07:15発なので、利用できる人は限られますね。
我が家は成田まで距離があるので、始発に乗ってもこの飛行機には間に合いません……
7,000円台で利用でき、利用しやすい8~10時代のジェットスター(成田-関西空港)は予約が埋まりやすいので、早めの予約が必須です。
目的地によっては使える空港が限られるケースもあるので、空港ごとの最安値と利用できる航空会社の一覧も載せておきます。
関西の空港別料金
最安値 | 航空会社 | |
---|---|---|
伊丹空港 | 12,000円~ | ANA JAL |
関西空港 | 5,000円~ | ANA JAL peach Jetstar スターフライヤー |
神戸空港 | 7,000円~ | ANA スカイマーク |
関西にある空港別にチェックすると、伊丹空港はANAとJALしかないため割高です。
大阪、奈良、和歌山エリアに行くなら関西空港を。兵庫、大阪(北部エリア)に行くなら神戸空港を活用するとお得に飛行機を利用できますよ。
また成田は遠い!羽田がいい!という方はスカイマーク(羽田ー神戸)が最安です。
横浜在住、地元が神戸の私は、いつも羽田空港発のスカイマークを利用しています。
飛行機移動のメリット
飛行機で移動する場合のメリットがこちら。
- 東京-大阪の移動時間が最短
- 乗り換えなしでラクチン
- マイルが貯まる
- LCCや早得の利用で新幹線よりも安い
>>最安値を検索してみる
なんといっても移動時間が最短で、乗っている間は乗換が不要でラクチンです。
また他の移動手段では決済でたまるポイントは限られますが、飛行機の場合マイルが貯まり、よく飛行機を利用する人なら利用するほどお得になる特徴もありますね。
飛行機移動のデメリット
飛行機で移動する場合のデメリットがこちら。
- 搭乗手続きが必要
- 自宅から空港までのアクセスが悪いことがある
- 遅い時間は動いていない
- ANAやJAL利用、日中や夕方の利用だと新幹線より高くなる傾向
>>移動日の金額を検索してみる
飛行機では搭乗手続きが必要になるので、フライトのおよそ1時間前には空港に到着しておく必要があります。
それも含めて2時間ほどで東京-大阪間の移動が叶いますが、自宅から空港までが遠い場合は更に時間がかかり、東京-新大阪を新幹線で移動するよりも時間がかかる人もいるでしょう。
また利便性の高い日中や夕方は新幹線よりも料金が高くなる傾向があるので、希望する日時から一度比較をしてみることが大切です。
最終の飛行機は21時発(20時すぎには空港着)なので、仕事終わりに駆け込みたいサラリーマンにも不便化かも。
出来るだけ遅い時間に出発したいなら、
・新幹線
・夜行バス
がおすすめですよ。
新幹線での移動|EX予約やぷらっとこだまでお得になる
新幹線移動では料金が1万円を切ることはありませんが、途中の乗り換えもなく座りっぱなしでの大阪までの移動が叶います。
また飛行機ほど揺れが激しくなく、一人のスペースも広々、そして電波が使えるので、移動中も作業や仕事に充てることができちゃいます。
効率よく移動したい人におすすめ。
定価であれば東京-大阪間の移動には1.4万円程必要ですが、ぷらっとこだまやエクスプレス予約(早割プランもある)を活用すると、最安10,080円から指定席を利用できますよ。
夫婦で東京ー大阪間を移動するときは、移動時間も楽しいのでのんびり、安くで移動してます!
お得なきっぷを通常時期と繁忙期に分けて料金を比較してみます。
通常時期・指定席
きっぷの名前 | 料金 | 対象車 |
---|---|---|
EXこだま ファミリー早得 | 10,080円 | こだま |
ぷらっとこだま | 10,800円 | こだま |
EX早特21ワイド | 12,370円 | のぞみ |
EXのぞみ ファミリー早得 | 12,570円 | のぞみ |
エクスプレス予約 | 13,620円 | 全て |
指定席通常価格 (ひかり、こだま) | 14,400円 | ひかり こだま |
指定席通常価格 (のぞみ) | 14,720円 | のぞみ |
指定席の場合、一番安いのはEXこだまファミリー早得、早得を受けられない直前予約だとぷらっとこだま最もお得です。
またのぞみに乗れるきっぷで一番安いのはEX早特21ワイド、早割期間に間に合わなければエクスプレス予約を活用しましょう。
繁忙期・指定席
きっぷの名前 | 料金 | 対象車 |
---|---|---|
ぷらっとこだま ※繁忙期価格 | 12,400円 | こだま |
エクスプレス 予約 | 13,620円 | 全て |
指定席通常価格 (ひかり、こだま) | 14,400円 | ひかり こだま |
指定席通常価格 (のぞみ) | 14,720円 | のぞみ |
繁忙期シーズンはエクスプレスシリーズの早割が使えないので、ぷらっとこだまが最安値です。
こだまではなくのぞみに乗りたい場合はエクスプレス予約で予約しましょう。
東京-新大阪間のより詳しい料金比較はこちらの記事で解説しています。
新幹線移動のメリット
新幹線で移動する場合のメリットがこちら。
- 在来線からの乗り換えがスムーズ
- 座席が広々
- Wi-Fiが飛んでいる
- 本数が多い
- 飛行機より遅い時間まで動いている
>>最終新幹線をアプリで検索
飛行機のように煩雑なチェックインは不要、スマートEXやエクスプレス予約に登録していればチケットレスで改札を通れ、無駄な時間ゼロで移動できます。
またLCCやバスと比べて座席が広々しており、在来線のように自分の座席が決まっていないこともないので、移動中に作業・仕事に取り組めるのは大きなメリットです。
Wi-Fiが飛んでいるのもありがたい!
さらに東京-新大阪間の最終新幹線は21時24分発(日によるかも)なので、飛行機と比べて遅い時間まで仕事をした上で乗り込めるのもありがたいですね。
新幹線移動のデメリット
新幹線で移動する場合のデメリットがこちら。
- 料金が高い(1万円を切らない)
- 繁忙期は混雑し、指定席が取れないことも
今回紹介するなかで最も料金が高いことがデメリットです。
また年末年始やお盆と言った繁忙期は予約が集中するので、この時期に利用したい人は早めの予約が必須ですね。
電車(在来線や寝台特急)で移動|青春18切符が安い、人数次第では最安値
東京から大阪まで、新幹線を使わず在来線で移動することも可能です。
運賃 | |
---|---|
在来線 | 8,910円 (乗車券) |
青春18きっぷ | 12,050円 ※5回まで利用可能 |
ただし通常の乗車券を使っての利用だと9,000円ほどかかるほか、乗り換えが多く、時間も9時間前後かかってしまうので、あまりおすすめはしていません。
単なる移動手段としては諸々のコスパ悪め。
ただし「青春18きっぷ」というお得な切符が使える時期、そして人数や旅程次第ではかなりお得になるので要チェックです!
期間 | 春:3/1~4/10 夏:7/20~9/10 冬:12/10~1/10 |
有効期間 | 当日 |
回数 | 1券で5回まで |
料金 | 12,050円 |
1券で5回まで利用可能、そして当日中の利用に限られるという特徴があります。
一人の旅行では割高になることが多いですが、2名~5名での旅行だとかなり安く移動できます。
一人当たり料金
- 2名:6,025円
- 3名:4,016円
- 4名:3,012円
- 5名:2,410円
利用できる期間は限られますが、この期間にに当てはまる場合は要チェックです!
在来線移動のメリット
電車で移動する場合のメリットがこちら。
- 移動が思い出になる
- 途中下車で観光しつつ目的地を目指せる
- 青春18きっぷ期間は2名以上で安い
- 最安1人2,410円
青春18きっぷ期間の複数名移動なら安くなるほか、のんびりゆっくり移動すること自体が思い出にもなりますね。
在来線移動のデメリット
電車で移動する場合のデメリットがこちら。
- 時間がかかりすぎる
>>所要時間をアプリで検索 - 青春18きっぷ期間外は割高
移動に9時間以上、そして乗り換えも多く、単なる移動手段としてはおすすめしません。
青春18きっぷ期間は複数名だと安くなりますが、期間外はむしろ割高なので、バスや飛行機(LCC)を活用しましょう。
>>バス移動の詳細をチェック
>>飛行機移動の詳細をチェック
高速バス・夜行バス移動のデメリット
高速バス・夜行バスで移動する場合のデメリットがこちら。
- 移動に時間がかかり疲れる
- 周囲の人で快適度合いが左右される
ゆったり座席の車両を予約すればかなり快適になりますが、周辺にいびきをかく人、こそこそおしゃべりをするグループがいると寝れないことも。
いびきをかく人はおじさんが多いので、女性専用席・車両を予約することで確率を下げられます。
周囲の人の様子は予約段階では分からないので賭けではありますが、耳栓やアイマスクを用意しておくことで快適さを保てますよ。
耳栓はモルデックスがおすすめ
旅行には必ず持って行っている耳栓です。低反発のシリコンなので、耳の形にフィット。
痛くならない・しっかり音を遮断できるのでおすすめ。
車で移動|意外にも値段がかかるが大人数ならお得
長距離の移動で運転は大変ですが、大人数だと運転が交代でき、値段もお得になるのでおすすめです。
車移動でかかる費用
- 高速代
>>高速代を概算する - ガソリン代
- 駐車代
かかるガソリンや高速代は、1.5万~2万円になることが多いと言えます。
3名までなら高速バスの方が安いですが(>>高速バスの詳細に戻る)、4名なら3,700円~5,000円、5名なら3,000円~4,000円と非常にお得な値段で移動ができますね。
ガソリン代は車種と燃費、載せられる人数は車の大きさ、高速代は時間帯や車種・ETCの有無に左右されるので、ご自身の条件で一度概算してみてくださいね。
>>アプリから概算してみる
車移動のメリット
車で移動する場合のメリットがこちら。
- 大人数だと安くなる
- 途中で観光もできる
- 小さい子供がいる場合、周囲の目・迷惑を気にしなくていい
車移動のデメリット
車で移動する場合のデメリットがこちら。
- 長時間の運転が大変
>>所要時間の目安をアプリでチェック - 渋滞で足止めされることも
- 移動に時間がかかる
私なら車ではなくバスを利用します。
>>バス移動の最安値を検索してみる
新幹線・飛行機をもっとお得に利用する方法|パッケージツアーがお得
それぞれ移動手段単体でなるべくお得に予約する方法をここまでで紹介しましたが、宿泊を伴う移動の場合、宿と一緒に予約することでさらにお得に利用できるようになります。
見つかる パッケージ | 最安値 おとな2名1泊 宿+交通費 | |
---|---|---|
JTB | 飛行機+宿 新幹線+宿 | 10,000円 ~/人 |
エクスペディア | 飛行機+宿 | 10,000円 ~/人 |
HIS | 飛行機+宿 新幹線+宿 | 15,000円 ~/人 |
楽天トラベル | 飛行機+宿 | 25,000円 ~/人 |
新幹線+宿のパッケージツアーを探すならJTBやHISで見つかります。
個人的に使いやすいのはHISでした。
飛行機の場合時間帯・航空会社別の料金の比較が分かりやすく、またLCC指定もできるので一番お得なプランを探しやすいです。
楽天トラベルは普段楽天市場や楽天モバイルを使っている人におすすめですが、飛行機がANA/JALしか選べないので他より割高になっています。
まとめ|東京-大阪間の行き方は安さと早さを比較して選ぼう
東京-大阪間を移動する場合に最も安い移動手段は「バス」でした。
値段が安い移動手段は移動に時間がかかってしまうので、効率よく移動したい人は飛行機や新幹線をお得に予約する方法をおさらいして、コスパの良い移動にしてくださいね。
条件別の選び方一覧を参考にどうぞ!
飛行機と新幹線の徹底比較ならこちら。
新幹線をお得に利用する方法はこちらで紹介しています。
東京から日光へ特急で移動するばらこの記事が参考になります。
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