飛行機内で疲れないためには、ちょっとした工夫と快適グッズの準備が欠かせません。
実際に行き先ヨーロッパ(片道15時間フライト)のハネムーンを、エコノミーでも快適に過ごしたアイテムを惜しげもなく紹介します。
ぜひ参考に準備して、快適な空の旅と素敵な旅行(または実りあるビジネス)にしてくださいね。
日本ーヨーロッパの移動を20回以上経験している、長距離フライトマスターの僕が紹介!
夫のおかげで快適でした。
エコノミーの飛行機内で疲れないため用意するべき快適グッズ8選
例えエコノミーであっても、飛行機内で疲れないために用意するべきグッズはこちら。
順に解説していきます。(表の青文字をクリックすると詳細へ飛べます)
耳栓|機内周辺乗客の当たりハズレは乗るまで分からない
海外旅行であっても国内旅行であっても、耳栓は問答無用で用意するべきアイテムです。
飛行機内ではさまざまなな気になる音が行き交ううえ、周囲のお客さんの様子は当日実際に飛行機に乗るまで分かりません。
・ガーっという飛行機ならではの音
・夜でも寝ない学生グループの話し声
・泣き叫ぶ乳幼児
・旅行でハイテンションの子供
赤ちゃんが泣く声や子どもが騒ぐ声は仕方のない部分もあります。そして公共交通機関なので相手を責めるのではなく自衛が基本。
逃げ場のない機内で快適に過ごすためにも、耳栓は必ず用意しておきましょう。
耳栓はかさ張らないし値段も安いので、とりあえずバッグに忍ばせておきましょう。
筆者が愛用している耳栓
耳栓といえば耳に異物感があって気になる人が多いと思います。そんな人におすすめしたいのがこれ!MOLDEX!
低反発のシリコン素材なので、しっかり耳の奥まで入り込み、耳の形に合わせてフォットします。
耳にぴったりフィットで異物感が軽減されるだけでなく、遮音性も抜群です。
こちらは様々なサイズがワンセットになったもの。耳の穴のサイズに応じてちょうどいいものを探してみてください。
記事執筆時点ではAmazonが一番安いです。他の人の口コミをチェックしたい場合もAmazonにたくさん集まっています。
>>Amazonでチェック
私たち夫婦は二人とも、黄緑に濃い緑の模様が入ったサイズがぴったりでした。
フットレスト|これさえあればむくみ知らず
必需品ではないですが、あると疲れにくさが100万ポイント上がる便利グッズがフットレストです。
飛行機内で使えるフットレストには、主に空気を入れる「エアークッションタイプ」と、前の座席に吊り下げる「ハンモックタイプ」があります。
ハンモックタイプの方がリーズナブルですが、おすすめはエアークッションタイプ。
こちらはエアークッションタイプのフットレストを、エコノミー最前列の広々座席で使ってみた様子です。
フットレストを使うと足の位置を上げられるので、足が疲れにくく・むくみにくくなります。
椅子だけの状態と比べて体をより傾けられるので、眠りやすくなるメリットも。
愛用品はこちら
こちらは実際にハネムーン用(15時間の長距離フライト用)に用意したもの。
空気で膨らませるタイプなのでかさばりません。デメリットは口で膨らませるのが大変なところ、ぐらい。
リーズナブルなのにすごく便利・快適でとてもいいグッズでした。
>>Amazonで詳細をチェック
>>楽天で値段を比較してみる
口で膨らませるのが面倒な場合は、付属の外袋が空気入れの役割を果たしてくれるHighon PuLifeのフットレストがおすすめ。
値段は私が使ったものより1,000円程高くなりますが、楽天ランキングで1位になったこともあり、Amazonでの評価も4.0以上と評判のフットレストです。
着圧ソックス|女性だけでなく男性も
フライト時間が長くなる場合や飛行機内では寝ると決めている場合に、あると安心なのが着圧ソックス。
普段から足がむくみやすい方は120%必須!そうでない人もできれば用意しておくべきグッズです。
むくまなければ結果オーライですが、一度むくむと気になって気になって寝るどころではありません……
むくみを未然に防ぐためにも準備しておけると安心。
普段むくみを感じない男性も、できれば用意しておくべき。最近は男性用の着圧ソックスも充実してきました。
>>メンズ着圧ソックスをチェック
10時間を超えるフライトになると、普段むくまない僕でもむくみます。
おすすめの着圧ソックス
使い慣れているものがあるならそれが一番!私たち夫婦は定番のメディキュットを愛用しています。(上の写真で使用しているもの)
>>メンズのメディキュット
>>レディースのメディキュット
世界中に展開しているフットケア専門のブランド「ドクターショール」からは、フライト専用に開発された着圧ソックスも出ています。
飛行機内でしか使わない場合はこちらがおすすめ。まとめ買いだとお得になりますよ。
>>まとめ買いでチェック
男女兼用なのでサイズは要チェックです。
ネックピロー|寝るなら必須
ネックピローは乗り物で「首を痛めずに寝る」ために必須のグッズです。
飛行機内で寝ようと考えている場合は必ず用意しておきましょう。
それなりの航空会社では、このような角度を変更できる枕?が椅子に装備されており、フライト時間が短い場合や軽い睡眠を取るだけ!という人はこれで十分かもしれません。
一方ガッツリ寝たい人には物足りないので、フライト時間が長くなる場合はネックピローの準備をおすすめします!
タイ旅行でこれがあるからネックピローいいや!と使わなかった私は、しっかり首が痛くなりました(笑)
筆者夫婦の愛用品
実際にヨーロッパ往復のフライトで活躍したおすすめはこの、首をがっちりとホールドできるタイプのもの。
・値段が高い
・圧縮できないのでかさばる
というデメリットがありますが、他とは比べ物にならない最強のホールド力でこれがあれば首を痛めずに快適に寝られます。
フライト時間が長いなら持って行く価値アリ!
かさばるのが嫌な人は空気を入れて膨らませるタイプがおすすめ。こちら↑はポンプアップタイプなので、口で膨らませる必要がなくてラクチンですよ。
>>ポンプアップタイプを他にもチェック
>>楽天市場でもチェック
Amazonでよく売れて口コミも好評、おすすめ商品にも選ばれています。
>>Amazonで評判をチェック
ちなみに100円ショップでも売られているビーズタイプのネックピローは、かさばる上にしっかりと首・頭を固定できないのであまりおすすめしません。安いけどね。
\ もっと知りたいならチェック /
アイマスク|寝るなら必須
飛行機内では現地時刻に合わせて機内の明るさが調整されます。
寝るべき時間帯は薄暗くなるので寝れるかと思いがちですが、完全に真っ暗ではないので、一度明かりが気にになってしまうとなかなか寝られません。
どこでも寝れるで有名な私ですが、普段と違う環境だからかなかなか寝付けませんでした……
装備品としてアイマスクが用意されている航空会社もありますが、
・ペラペラ
・サイズ調整できない
・耳が痛くなる
・布が直で目に当たる
というデメリットがあるので、繊細な方は自分で用意しておきましょう。
おすすめは立体型になっているアイマスク。
このように目の部分がくぼんでいると目への圧迫感がなく、装着している際のストレスゼロ!遮光率99.99%を誇るので、完全な暗闇で寝られるのもありがたい。
筆者夫婦(おもに夫)の愛用品
一方こちらは充電式のホットアイマスク。
シルクのような肌触りの布も気持ちよく、熱で目の疲れをほぐしてくれます。立体型と比べてかさ張らないのも嬉しいポイント。
僕はこのタイプを愛用しています。
\ その他おすすめアイテムはここから /
マスク|感想・感染対策に
機内で辛いことの一つが「乾燥」ですね。また前後左右の人が頻繁に咳やくしゃみをする人だった場合、感染も気になってしまいます。
個人的にマスクは必須アイテム!
>>私が日常愛用しているマスクはこれ
乾燥は普通のマスクでも緩和できますが、フライト時間が長くなる場合はのどぬ~るぬれマスクを用意してほしい。
普通のマスクと比べて、より湿度を保ってくれます。
普通のマスクより値段は高くなりますが、まとめ買いでお得になりますよ。(※ヨーロッパ旅行など乾燥しているエリアへの渡航の場合、飛行機分+ホテル就寝用の枚数で用意しておけると安心です)
>>まとめ買いの値段をチェック
腰のクッション|腰痛対策に
ずっと座っていると腰が痛くなる……
そんな負担を軽減できる便利グッズが腰クッションです。
ひざ掛けや上着を丸めたものでも代用できますが、専用のものがあると快適さがグッと上がります。
フランス往復で重宝したクッション
こちらは空気で膨らませるタイプなので、持ち運びでかさばらないのも推しポイント!簡易タイプなので価格もリーズナブルです。
190円なので使い捨て感覚でOK!
スリッパ|靴を脱いで快適に
靴のままだと疲労がたまり浮腫みやすくなるので、機内では靴を脱ぐのが基本ですね。
もちろん素足でもOKですが、こんな場合にはスリッパを用意できていると便利です。
- 脱いだ状態で地面に触れることに抵抗がある
- トイレに行く際に靴を履くのが面倒
携帯用スリッパは国内のホテルに宿泊した際にキープしておけると便利ですが、ネットでも手ごろな価格(数百円)で購入できますよ。
>>Amazonで最安値をチェック
>>楽天で最安値をチェック
エコノミーでも疲れず快適に過ごすためのコツ5選
座席の広さがそれほど広くないエコノミーでも、10時間以上のフライトを耐え抜くためのコツを紹介します。
- 夜出発の便を選ぶ
- 座席選びを工夫する
- 水を購入しておく
- 書籍や映画をダウンロードしておく
- 足のむくみ対策を忘れずに
夜出発の便を選ぶ
機内では寝るべき時間にしっかり寝ることが、時差ぼけ回避のためにも重要ですが、眠くないと寝られません。
夜出発の便であれば、離陸して1時間ほどで機内食が出てその後就寝という流れがスムーズです。
現地時間の関係で起きておかないといけない場合は、動画や電子書籍で意識を保ちましょう。
座席選び
座席選びで意識するべきなのはこちら。
列 →通路側 | ・トイレに行きやすい ・荷物を取りやすい ・窓からの冷気で冷えない |
前後 →前側 | ・先に降りられる ・機内食の種類を選べる |
オプション →最前列の席 | ・足元広々 ・窓側でも通路に出やすい |
順に紹介しますね。
列は通路側?窓側?
窓側?通路側?で悩んだときは通路側がおすすめ。
窓側のデメリット
- トイレに行きづらい
- 荷物を取りづらい
- 冷気が入ってきて寒い
短時間のフライトではトイレを我慢できますが、長くなるフライトの場合は必ず一度は行くでしょう。
その際に通路側の人が寝ていたら気を使ってしまいますよね。気にしない方なら構いませんが、気にしてしまう性格なら間違いなく通路側がおすすめです。
私たちは窓側の席を確保しましたが、やはり通路側席の人に気をつかってしまい、なかなかトイレに行けませんでした。
また上の荷物棚に入れた荷物から飛機内で使うものを出し忘れることもありますよね。そんなとき窓側席だと出しづらいです。
さらに窓側席は窓から冷気が入り込んで寒いです。とくに女性は気をつけましょう。
窓側席のメリットは?
・景色が見れる
・隣の人の出入りで起こされない
ぐらいしかないんじゃないかな?
前側?後ろ側?
座席はなるべく前側がおすすめ。
- 先に降りられる
- 機内食の種類を選べる
「先に降りられる」に関しては「私はせっかちじゃないしな~」と思う人もいるかもしれませんが、国際線の場合は重要ポイントです。
着陸して飛行機からおりると「入国審査」が待ち受けています。
そしてめちゃめちゃ並ぶのが定石です。
特に飛行機から出るのが遅くなると行列も長くなるので、前側の席を選んでおけるとスムーズですよ。
また意外と見落としがちなのが機内食。
機内食は前から後ろの順に配られますが、最後の方になると2種類の機内食の片方が売り切れていることも。
好き嫌いのある人はなるべく前側を選びましょう!
おすすめは最前列!足もと広々
エコノミーで一番のおすすめは、最前列!
足元が広々でこんなにも足を伸ばして寝られます。
追加課金が必要なことが多いですが、それでも長距離フライトでは人気。
足元のスペースが広々なので、「窓側席でもトイレに行きやすい」というメリットもありますよ。
水を購入しておく
機内でも水をもらえることもありますが、離陸してすぐのタイミングではもらえません。
また機内は乾燥しており、普段以上に水が欲しくなることも。
チェックイン・手荷物検査後に購入しておきましょう。
映画や書籍をダウンロードしておく
持ち込むべき便利グッズとして紹介しましたが、映画や書籍をダウンロードしておけると、機内の時間がぐっと楽しいものになりますよ。
>>Kindle Unlimitedを30日間無料で試す
>>Amazonプライムを無料で試してみる
足のむくみ対策を忘れずに
記事前半でも紹介しましたが、飛行機内で椅子に座りっぱなしだと普段むくまない人でもむくみます。
機内でもノンストレスな時間にするために、こういったむくみ対策グッズの準備をしておきましょう。
またこまめな水分補給や脚のマッサージも効果的です。
メイクは落としておく
シートタイプのメイク落としもありますが、事前に落としておくのが一番。
筆者は自宅からスッピンで空港へ向かいましたが、気になる場合は空港で落としましょう。
洗顔料は液体扱いなので、100ml以下の容器に詰め替えておきましょう!
まとめ|グッズを事前に揃えておけばエコノミーの飛行機でも疲れない
飛行機内で疲れないようにするためには、事前の準備が大切です!
特にフライト時間が長くなる場合はバッチリ準備をして備えましょう。
>>10時間越えの長距離フライトの持ち物はこちら