東京-大阪間の移動は飛行機と新幹線のどっちがおすすめ?
東京-大阪間は帰省や出張・旅行の移動でよく利用される区間ですが、新幹線と飛行機のどっちがおすすめなのか、判断が難しいですよね。
実は関東在住・地元は関西の私ですら、状況に応じて飛行機と新幹線を使い分けているぐらい、明確な違いがあるんです。
そこでこの記事では、飛行機移動と新幹線移動にかかる料金や時間、その他のメリットデメリットから、どちらがおすすめなのかを状況別に紹介します。
こんな人は参考にしてね
- 東京-大阪間を安く移動したい
- 東京-大阪間をはやく移動したい
- 移動中も仕事・作業をしたい
- 仕事終わりの出来るだけ遅い時間に出発したい
飛行機や新幹線をそれぞれ出来る限り安く予約するための方法も解説しています!
東京-大阪間の移動でかかる時間と料金|新幹線と飛行機で比較
東京から大阪(または大阪から東京)の移動でかかる時間と料金、その他の特徴を、新幹線と飛行機について比較します。
飛行機 >>詳細をチェック | 新幹線 >>詳細をチェック | |
---|---|---|
料金 | 5千円 ~2万円 | 1万円 ~1.5万円 |
所要時間 | 1時間10分 ~1時間半 +チェクイン時間 | 2.5時間 ~4時間 |
たまる ポイント | マイル | JRE POINT /EX予約ポイント |
駅の立地 :東京圏 | 成田空港 羽田空港 | 東京駅 品川駅 新横浜駅 など |
駅の立地 :大阪圏 | 関西国際空港 伊丹空港 神戸空港 | 京都 新大阪 新神戸 など |
本数 | 少ない | 多い |
飛行機はANA/JALというメジャーな航空会社を選ぶのか、LCCを選ぶのかによって、かかる料金が大幅に変わります。
また飛行機/新幹線に乗車している時間は飛行機の方が圧倒的に短いものの、飛行機の場合はチェックインのために30分~1時間前には空港についている必要があるため、合計の時間は2時間前後と新幹線と大きな差はありません。
飛行機慣れしていればギリギリ到着でもOKですが、慣れていないなら1時間前の到着がおすすめ。
重要なのは出発・到着駅(空港)のアクセスです。
一方新幹線はのぞみ/こだま/ひかりのどれを選ぶのかによって、料金と所要時間が変わります。
所要時間 | |
---|---|
のぞみ | 約2.5時間 |
ひかり | 約3時間 |
こだま | 約4時間 |
料金や適用できるお得なきっぷも変わります。
飛行機か新幹線どっちがおすすめ?条件別に比較
どっちがおすすめ?が一目で分かるよう、条件別に比較しました。
安さ重視 | 飛行機 >>詳細をチェック |
はやさ重視 | 住んでいる 場所による >>詳細をチェック |
座席の空間の 広さ重視 | 新幹線 >>詳細をチェック |
作業・仕事の しやすさ重視 | 新幹線 >>詳細をチェック |
出発時刻を できるだけ遅く | 新幹線 >>詳細をチェック |
安さ重視の移動手段
安さ重視の場合は飛行機(LCC)の利用がおすすめです。
>>最安値を検索してみる
最安価格で利用できる時間帯は不便であることが多いですが、数千円で東京-大阪間を移動できます。
日中のLCC便は満席になるのが早いため、なるべく早くの予約がおすすめです。
日中のお得な飛行機が埋まっている場合はお得になるきっぷを使った新幹線移動がベター。
>>お得なきっぷ比較
はやさ重視の移動手段
はやさ重視の場合の最善策は、お住まいのエリアや目的地のエリアで大きく変わります。
例)神奈川県在住の私の場合
新幹線 | 飛行機 | |
家から | 新横浜まで 約30分 | 空港まで 1時間 + チェックイン時間 1時間 |
移動 時間 | 新横浜ー新大阪 2時間10分 >>所要時間を検索 | 羽田ー関西空港 1時間20分 >>該当便を検索 |
目的地 まで | 場合による | 場合による |
合計 | 2時間40分 ~ | 3時間ちょっと ~ |
移動時間だけ見ると飛行機の方がはやいですが、全体の時間で考えると新幹線の方が優勢です。(目的地による)
はやさ重視の場合は自宅~空港/新幹線駅、空港/新幹線駅~目的地、の時間を加味して考えましょう。
関西に帰省する際は新幹線を利用することが多いです。
移動中に作業をしたい場合の移動手段
新幹線は個人のスペースが広く、電波が通じやすいです。移動中にも仕事や作業をしたい人は新幹線がおすすめ。
今はココです
— NaBeさん (@lock19770328) June 6, 2018
電波(ANA Wi-Fi)あります pic.twitter.com/JXZxgUVxOF
飛行機では作業なんてできない!というイメージがありますが、なんとJALやANAは機内で無料で使えるWi-Fiが飛んでいます。
安く利用できるLCCにはWi-Fiがないため、移動中にお仕事をしたい人はJALかANAを利用しましょう。
>>JAL・ANAの最安値を検索
それぞれ詳細をまとめます
飛行機で移動する場合は片道5,000円~|LCCなら安い
移動時間を短くしつつ、1万円以内の移動も叶うのが飛行機です。
飛行機を安く利用するならLCCがお得。
平日 | 休日 | |
---|---|---|
LCC | 5,000円~ | 8,000円~ |
ANA/JAL | 12,000円~ | 12,000円~ |
利用する日時によって大きく値段が変動しますが、平日の朝の便であれば5,000~7,000円の料金で移動できます。
ただし最安の朝イチ(peach:成田-関西空港)の便は成田空港を07:15発なので、利用できる人は限られますね。
我が家は成田まで距離があるので、始発に乗ってもこの飛行機には間に合いません……
7,000円台で利用でき、利用しやすい8~10時代のジェットスター(成田-関西空港)は予約が埋まりやすいので、早めの予約が必須です。
最安値 | 航空会社 | |
---|---|---|
伊丹空港 | 12,000円~ | ANA JAL |
関西空港 | 5,000円~ | ANA JAL peach Jetstar スターフライヤー |
神戸空港 | 7,000円~ | ANA スカイマーク |
関西にある空港別にチェックすると、伊丹空港はANAとJALしかないため割高です。
大阪、奈良、和歌山エリアに行くなら関西空港を。兵庫、大阪(北部エリア)に行くなら神戸空港を活用するとお得に飛行機を利用できますよ。
また成田は遠い!羽田がいい!という方はスカイマーク(羽田-神戸)が最安です。
横浜在住、地元が神戸の私は、いつも羽田空港発のスカイマークを利用しています。
飛行機移動のメリット
飛行機で移動する場合のメリットがこちら。
- 東京-大阪の移動時間が最短
- 乗り換えなしでラクチン
- マイルが貯まる
- LCCや早得の利用で新幹線よりも安い
なんといっても移動(乗車)時間が最短で、乗っている間は乗換が不要でラクチンです。
またマイルが貯まり、よく飛行機を利用する人なら利用するほどお得になる特徴もありますね。
飛行機移動のデメリット
飛行機で移動する場合のデメリットがこちら。
- 搭乗手続きが必要
- 自宅から空港までのアクセスが悪いことがある
- 遅い時間は動いていない
- ANAやJAL利用、日中や夕方の利用だと新幹線より高くなる傾向
飛行機では搭乗手続きが必要になるので、フライトの30分~1時間前には空港に到着しておく必要があります。
それも含めて2時間ほどで東京-大阪間の移動が叶いますが、自宅から空港までが遠い場合は更に時間がかかり、東京-新大阪を新幹線で移動するよりも時間がかかる人もいるでしょう。
また利便性の高い日中や夕方は新幹線よりも料金が高くなる傾向があるので、希望する日時から一度比較をしてみることが大切です。
最終の飛行機は21時発(20時すぎには空港着)なので、仕事終わりに駆け込みたいサラリーマンにも不便化かも。
仕事やアルバイト終わりなど、出来るだけ遅い時間に出発したいなら新幹線(または夜行バス)がおすすめですよ。
新幹線で移動する場合は片道10,000円~|安く利用するならお得なきっぷ
新幹線移動では残念ながら料金が1万円を切ることはありませんが、利便性は飛行機よりも優れている面が多いです。
飛行機ほど揺れが激しくなく、一人のスペースも広々、そして電波が使えるので、移動中も作業や仕事に充てることができちゃいます。
効率よく移動したい人におすすめ。
さらに最近は通話やオンライン会議OKのビジネス利用専用(通常の席と同じ値段)の席も登場し、こういった層がますます利用しやすくなっていますよ。
この記事で紹介しています
新幹線のお得なきっぷ
新幹線利用のネックは値段の高さ(定価であれば東京-大阪間の移動には1.4万円程必要)ですが、お得なきっぷやこだまを上手に活用すると最安10,080円から指定席を利用できますよ。
ぷらっとこだまやエクスプレス予約(早割プランもある)を活用しましょう!
通常時期と繁忙期に分けて料金を比較してみます。
通常時期・指定席
きっぷの名前 | 料金 | 対象車 |
---|---|---|
EXこだま ファミリー早得 | 10,080円 | こだま |
ぷらっとこだま | 10,800円 | こだま |
EX早特21ワイド | 12,370円 | のぞみ |
EXのぞみ ファミリー早得 | 12,570円 | のぞみ |
エクスプレス予約 | 13,620円 | 全て |
指定席通常価格 (ひかり、こだま) | 14,400円 | ひかり こだま |
指定席通常価格 (のぞみ) | 14,720円 | のぞみ |
指定席の場合、一番安いのはEXこだまファミリー早得、早得を受けられない直前予約だとぷらっとこだま最もお得です。
またのぞみに乗れるきっぷで一番安いのはEX早特21ワイド、早割期間に間に合わなければエクスプレス予約を活用しましょう。
繁忙期・指定席
きっぷの名前 | 料金 | 対象車 |
---|---|---|
ぷらっとこだま ※繁忙期価格 | 12,400円 | こだま |
エクスプレス 予約 | 13,620円 | 全て |
指定席通常価格 (ひかり、こだま) | 14,400円 | ひかり こだま |
指定席通常価格 (のぞみ) | 14,720円 | のぞみ |
繁忙期シーズンはエクスプレスシリーズの早割が使えないので、ぷらっとこだまが最安値です。
こだまではなくのぞみに乗りたい場合はエクスプレス予約で予約しましょう。
東京-新大阪間のより詳しい料金比較はこちらの記事で解説しています。
新幹線移動のメリット
新幹線で移動する場合のメリットがこちら。
- 在来線からの乗り換えがスムーズ
- 座席が広々
- Wi-Fiが飛んでいる
- 本数が多い
- 飛行機より遅い時間まで動いている
>>時刻表を検索
飛行機のように煩雑なチェックインは不要、スマートEXやエクスプレス予約に登録していればチケットレスで改札を通れ、無駄な時間ゼロで移動できます。
またLCCと比べて座席が広々しており、Wi-Fiも使えるので、移動中に作業・仕事に取り組めるのは大きなメリットです。
飛行機のような大きな揺れも少ないですね。
さらに東京-新大阪間の最終新幹線は21時24分ごろ発(日による)なので、飛行機と比べて遅い時間まで仕事をした上で乗り込めるのもありがたいですね。
新幹線移動のデメリット
新幹線で移動する場合のデメリットがこちら。
- 料金が高い(1万円を切らない)
- 繁忙期は混雑し、指定席が取れないことも
今回紹介するなかで最も料金が高いことがデメリットです。
また年末年始やお盆と言った繁忙期は予約が集中するので、この時期に利用したい人は早めの予約が必須ですね。
新幹線・飛行機をもっとお得に利用する方法|パッケージツアーがお得
それぞれ移動手段単体でなるべくお得に予約する方法をここまでで紹介しましたが、宿泊を伴う移動の場合、宿と一緒に予約することでさらにお得に利用できるようになります。
見つかる パッケージ | 最安値 おとな2名1泊 宿+交通費 | |
---|---|---|
JTB | 飛行機+宿 新幹線+宿 | 10,000円 ~/人 |
エクスペディア | 飛行機+宿 | 10,000円 ~/人 |
HIS | 飛行機+宿 新幹線+宿 | 15,000円 ~/人 |
楽天トラベル | 飛行機+宿 | 25,000円 ~/人 |
新幹線+宿のパッケージツアーを探すならJTBやHISで見つかります。
個人的に使いやすいのはHISでした。
飛行機の場合時間帯・航空会社別の料金の比較が分かりやすく、またLCC指定もできるので一番お得なプランを探しやすいです。
楽天トラベルは普段楽天市場や楽天モバイルを使っている人におすすめですが、飛行機がANA/JALしか選べないので他より割高になっています。
もっと安く移動するなら高速・夜行バスや電車を利用しよう
時間がかかってもいいからとにかく安く移動したい!という場合は、高速バスや夜行バス、在来線、車もあわせて比較するのがおすすめです。
利用時期や同行する人数によって最安値は変わるので、移動方法5つを比較した記事から比べてみて下さいね。
まとめ|安いのは飛行機、利便性では新幹線が優勢
東京-大阪間を移動する場合の飛行機と新幹線をこまかく比較しました。
安さ重視 | 飛行機 >>詳細をチェック |
はやさ重視 | 住んでいる 場所による >>詳細をチェック |
座席の空間の 広さ重視 | 新幹線 >>詳細をチェック |
作業・仕事の しやすさ重視 | 新幹線 >>詳細をチェック |
出発時刻を できるだけ遅く | 新幹線 >>詳細をチェック |
安さでは飛行機(LCC)、全てを含めた所要時間は住んでいるエリアや目的地次第、利便性では新幹線が優勢、という結果になりました。
重視したいポイントにあわせて、ベストな方を選んでくださいね。
神奈川県在住の我が家は新幹線利用が8割ほど。
移動に時間がかかってもいいから、もっと安い移動手段を見つけたい!という人は、こちらの記事を参考にしてください。
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